イスラーム in オランダ
今日はジャクソンの卒論予定の専門分野であるイスラームとオランダの衝突についてお届けしたいと思います
オランダは皆様ご存知の通り超寛容な国!世界で初めて同性結婚を認め、ソフトドラッグも安楽死も売春も飾り窓もぜーんぶ合法!やっちゃいけないことができるのはここだけ!そっち系目当てな人はおすすめ〜(もちろんジャクソンは薬なんてやらないよ )
まあ何でこんな政策をやってきたかと言いますと、第二次世界大戦の時からユダヤ人やその時々に迫害されてきた人々を受け入れてきた歴史があるからみたい。彼らの中には常にマイノリティーの見方に立ってきたっていう自負心があるし、ドイツへの対抗心がある。
しかしそんなオランダで最近物騒な男が出現
上のオランダ人 イケメンウィルダーズ(geert wilders )っていうんだけど
そのいけてるヘアスタイルからモーツァルトっていうニックネームがついちゃいました〜w
彼がなんでcontroversialなのかというと寛容なオランダにあって「半イスラム」を声高らかに掲げている政治家だから
現在オランダにはトルコやモロッコから移民が数多く居住していて
アムステルダムやロッテルダム ユトレヒト等大都市にムスリムが集中しちゃってます!(濃いとこが集中箇所)
ウィルダーズ率いる自由党(PVV/Partij voor de Vrijheid)はこんな寛容なオランダでなぜか人気に!2010年の下院選挙とかでは第三党になったりしたのです。
そんなウィルダーズが何を求めているのかというと究極目標は
「イスラームの排斥」
彼の有名な言葉に " I don't hate Muslims , I hate Islam" っていう言葉があるんだけど 要するに彼はイスラームはオランダにそぐわない!と言っているのね
彼の理論はこう
オランダは同性結婚を認めたりする超リベラル国家→
イスラームは同性愛嫌悪(homophobia)や女性蔑視をする古代宗教→
オランダを守る為にはイスラムを排斥せねば!
つまり日本で言う極右とかじゃなくてオランダ独自の「リベラルさ」を守る為にイスラームを排斥しようっていう考え方。日本で言う保守とはちょっと違うのです。
そんな政党が人気になりつつあるオランダ
確かにイスラームの教義はクレイジーなオランダには明らかにそぐわないwと思う
ただ問題はどこで妥協点を打つか
移民を迫害するような政策は明らかにオランダの精神には反するだろうし,
かといってオランダの先進性を維持する為にはイスラームの方も妥協しないといけないのかもしれない。。。。
オランダの先行きを考えると夜も寝付けないジャクソンなのでした〜w
(ウィルダーズ反対デモ@オーストラリア)
次もイスラームについて書きます